ブログ 【長浜】薬膳で秋の養生
朝晩涼しく日中も過ごしやすくて、季節はすっかり秋ですね~。
今年に入って、国際中医薬膳師の青山有紀さんから薬膳の事を学んでいて、日々実践しております。その中から、秋の養生について少しご紹介したいと思います。
まず「薬膳」について、どんなイメージがありますか?
私は、薬っていう漢字が入っているので、漢方?生薬を食べる?みたいなイメージでした。
薬膳とは、中医学の理念を基に、季節や体調に合わせて食材を選んで作る美味しい料理のことです!その時の体調に必要な物を、適した調理法で取り込み、自分の元気エネルギーになってもらう感じで、食事で自分の身体を整えていけるのです。
さて、秋は「肺」の養生が必要な季節です。空気が乾燥しはじめ、外気とのフィルターになってくれている鼻の粘膜が乾くとのどが痛くなってきます。すると、ウイルスであったり良くないものが肺まで入ってきてしまうということなんですね。さらには肺の調子が悪くなるとその先の腸の機能も低下し便秘に。また、腸が乾燥して便秘に、とも言われています。
なので、養生ポイントは「身体を潤すもの」です。
この時期旬のサンマはぴったりです!サンマの脂が身体を潤してくれます。のどが痛くなったら、はちみつティースプーン一杯分を直接お食べください。
欠けている、不足している自分のエネルギーを他の動植物に補ってもらう感覚なので、自ずと感謝の気持ちが沸いてきます。私のエネルギーになってくれてありがとうって思います。薬膳のそんな所がとっても好きです(^^)