ブログ 【長浜】身体のかたさ
アテンヨガの小尾です。今日のテーマは「身体の硬さ」についてお話しますね。
★身体が硬くなる原因3つ★
「身体が硬い=関節の可動域が制限されている」ということです。身体が硬くなる原因は人それぞれです。
骨の形状や関節の構造など、遺伝的な要因で可動域が狭い人はいますが、多くの場合は運動不足や日頃の姿勢・習慣の影響によって筋肉・筋膜・骨・靭帯など関節周囲の組織に問題が生じることによって身体が硬くなってしまっています。
原因①怪我や病気の影響
骨や靭帯などが怪我や病気によって損傷されてしまうと、炎症による痛みが生じて関節を動かすことができなくなってしまったり、その周囲の筋肉の緊張が局所的に強くなってしまうことがあります。怪我や病気が治った後でも動かさなかった期間に固まった筋肉を放っておくと、関節が動きにくくなってしまいます。
原因②姿勢の影響
体にとって負担のかかる姿勢を取り続けると血流が悪くなり、筋肉が低酸素状態となります。すると、筋肉が変性してしまい硬く、短くなってしまいます。
原因③運動不足
筋肉は収縮(縮まる)と弛緩(緩める)を繰り返すことでポンプのような働きを持ち、血液の循環を良くし、柔らかさを保っています。運動不足だと筋肉を使わなくなるので、この収縮と弛緩の頻度が減ってしまうため、筋肉が硬くなってしまいます。
柔軟性を取り戻すためにストレッチが重要となります。ストレッチは 1回あたり、20~30秒行うと、効果的です。
ある研究では30秒間行うのと、60秒間行うのとではストレッチの効果が変わらなかったということがわかっています。
1回あたりの秒数を増やすより、ストレッチを行う頻度を増やしましょう。
1日2−3回を目安に朝・昼・晩、行えるととても良いです。
呼吸
息を吸うと筋肉は収縮し、息を吐くと筋肉は弛緩する性質を持っています。
ゆったりと呼吸をしながら、吐く息でストレッチを深めるようなイメージで行いましょう。ヨガの動きでも呼吸が大事ですよね。レッスンのときは意識してゆっくり息を吐き出してみましょう♪
注意すること
ストレッチは痛みを感じるまでは伸ばさないようにしてください。筋肉には「防御性収縮」という機能があります。筋肉は痛みを感じるほど伸ばされると、反対に縮むように指令を送るという働きがあります。そのため、「心地の良い範囲」でストレッチを行うことが大切です。
ホットヨガの環境でぜひ身体と心も緩ませて、リフレッシュしましょう(^o^)